スペイン語の発音

スペイン語の発音は、日本人にとって著しく難しいというものではありません。少なくとも、英語よりは易しいといえるでしょう。

というのも、スペイン語は、ほぼ綴りの通りに発音されるので、日本で慣れ親しまれている「ローマ字」に近い感覚で発音できるからです。

例えば、「…のために」を意味する para は「パラ」と発音しますし、「キス」を意味する beso は「ベソ」と発音します。

このように、ローマ字読みと同じように発音できる場合も多くあるのです。

ただし、「h は発音されない」とか、「j や g がハ行の発音に対応する」、など、英語やローマ字で私たちが慣れ親しんだ発音の規則とは異なる部分もスペイン語には存在します。

これから、文字や文字の組み合わせに対応する発音を学んでいき、「スペイン語の文章を読めば発音できる」ようにしていきましょう。

上にも述べたとおり、スペイン語は、ほぼ綴りの通りに発音されるので、一度発音のルールを覚えれば、知らない単語でも、綴りを見れば発音だけはできるようになります。

文字を見て発音できるようになれば、学習の効率はグッとあがりますよ。

それでは、次のページ「スペイン語の母音」から学んでいきましょう。