形容詞|位置や語順
形容詞は、人や物の性質などを描写する語で、名詞を修飾します。
例えば、「赤い帽子」という文章があれば、「赤い」の部分が形容詞に当たります。
形容詞を置く位置
例えば「赤い帽子」を英語で表現すると、red hat となります。red(赤い)という形容詞の後に hat(帽子)という名詞を置きます。つまり、日本語と同じように、形容詞を名詞の前にもってきます。
しかしながら、スペイン語では、日本語や英語とは異なり、基本的に、形容詞を名詞の後ろに置きます。
そのため、「赤い帽子」をスペイン語で表すと、以下のようになります。
un sombrero rojo
上記の文章では、sombrero(帽子)という名詞が、rojo(赤い)という形容詞によって修飾されています。
形容詞の語順の例外
ただし、以下の場合、形容詞を名詞の前に置くことが多いです。
・形容詞を強調する場合
・bueno, malo, grande など質を表す形容詞の場合
・指示形容詞、所有形容詞、数量を表す形容詞の場合
形容詞の一種である指示形容詞や所有形容詞は基本的に名詞の前に置きます。指示形容詞については、指示詞の項、所有形容詞については、所有詞の項で学びます。
位置によって意味が変わる形容詞
また、名詞の後ろに置くか前に置くかで、意味が変わる形容詞も存在します。
形容詞 pobre の場合
名詞の前に置く場合:un pobre amigo かわいそうな友人
名詞の後に置く場合:un amigo pobre 貧しい友人
- 単語を覚えましょう!
- sombrero (sm) 帽子
- camisa (sf) シャツ
- camiseta (sf) Tシャツ
- chaqueta (sf) ジャケット
- pantalones (sm)(pl) ズボン
- falda (sf) スカート
- abrigo (sm) コート
- traje (sm) スーツ
- vestido (sf) ドレス
- zapatos (sm)(pl) 靴
- gafas (sf)(pl) メガネ
- ropa interior (sf) 下着
Lección 4: 形容詞で学ぶ内容
- (1) 形容詞の語尾変化
- (2) 練習問題
- - 練習問題・解答のヒント