語幹母音変化動詞の見分け方
「語幹母音変化動詞」とは、その名の如く、「語幹」の「母音」が活用によって変化する動詞です。(「語幹」については、規則動詞の現在活用で説明しております。)
規則動詞では語尾のみが変化しますが、不規則動詞では語尾だけでなく語幹も変化します。
そして、不規則動詞である語幹母音変化動詞では、語幹の母音がある一定の変化をします。
例えば、語幹母音変化動詞「querer(欲しい、~したい)」の場合、1人称単数の形は、「quiero」となり、語幹「quer」の母音「e」が、「ie」に変化しています。語尾の活用は、規則活用と同様です。
「querer」は、語幹の母音「e」が「ie」に変化する例ですが、他の変化をする語幹母音変化動詞もあります。それぞれ見て行きましょう。