諸聖人の祝日、諸聖人の日 El día de Todos Los Santos
毎年11月1日は、「el día de Todos Los Santos 諸聖人の祝日、諸聖人の日」という祝祭日です。
「諸聖人の祝日」では、人々は、お花を親戚などの墓に供えます。日本の「お盆」のような風習です。
なお、この祝日で行われる行事は、地域によって異なるようです。
バルセロナ Barcelona
バルセロナを含むカタルーニャ地方では、「諸聖人の祝日」の前日、つまり10月31日を「カスタニャーダ(Castañada)」と呼んでお祝いします。
昔、カタルーニャでは、10月31日に一晩中鐘を鳴らして、死者を弔うという習慣があったようです。その際、鐘を鳴らす人が、体力をつけるためにサツマイモや栗(castaña)を食べたそうです。そのため、この日を栗を意味する「castaña」にちなんで、「Castañada」と名付けたそうです。
そして、このカスタニャーダの時期に、よく食べられる伝統的なお菓子があります。そのお菓子は、「パナジェッツ(Panellets)」と言います(私の感覚では、「パネジェッツ」の方がより発音が近いと思います)。
メリダ Mérida
メリダでは、「カルデレータ(Caldereta)」と呼ばれる煮込み料理が食べられるそうです。
その他
他にも、例えば「huesos de santo」と呼ばれるお菓子も食べられます。直訳すると、「聖者の骨」です。あまりおいしそうな名前ではありませんね。
参考資料:
「テレビでスペイン語」、NHK、2013年11月7日放送
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